引越しで食器を上手に梱包する方法?種類別に安全な梱包方法を解説

こんにちは!ジョイン引越ドットコムです。
引越しの荷造りの中でも、特に神経を使うのが「食器類」の梱包ではないでしょうか。お気に入りのマグカップや、奮発して買ったブランドのお皿、家族の思い出が詰まった茶碗など、新居でも大切に使いたいものばかりですよね。
食器は少しの衝撃や不適切な詰め方によって、ダンボールの中で簡単につぶれたり割れたりしてしまいます。しかし、プロが実践している「基本の包み方」と「種類別のコツ」さえ押さえれば、割れるリスクを極限まで減らすことができます。
今回は、年間多くの引っ越しをサポートしてきた経験をもとに、食器を安全かつスムーズに運ぶための梱包テクニックを余すことなく解説します!
1. 食器の荷造りを始める前に!用意すべき3つの必須アイテム
新聞紙があれば十分と思われがちですが、大切な食器を確実に守るためにはいくつかのアイテムを揃えておくのがおすすめです。作業効率も格段にアップします。
【用意しておきたい梱包資材】
⦿クレープ紙(更紙・梱包用緩衝紙): 新聞紙でも代用可能ですが、インクで食器が黒く汚れてしまうため、開梱後にすべて洗い直す手間が発生します。真っ白なクレープ紙や更紙を使うと、汚れることなく衛生的に包めます。
⦿エアーキャップ(プチプチ): ガラス製品や特に高価な割れ物、ワイングラスなどの細い部分を補強するのに欠かせません。
⦿小さめのダンボール: 食器はまとまると非常に重くなります。大きなダンボールにたくさん詰めると、底が抜ける原因になったり、重すぎて運べなくなったりします。「割れ物は小さい箱へ」が鉄則です。
2. 【種類別】食器を安全に包むプロ直伝のテクニック
食器はその形状によって、負荷がかかりやすい「弱点」が異なります。形に合わせた正しいアプローチを確認しましょう。
① お皿(平皿・深皿)の包み方
最も枚数が多くなるお皿は、1枚ずつ丁寧に包むのが基本です。「まとめて一気に包む」のは絶対にNGです。梱包紙の真ん中にお皿を置きます。
手前、左右、奥の順に、紙をお皿の形に合わせて中央に折り込んでいきます。
お皿のフチまでしっかりと紙で覆われていることを確認します。
② お茶碗・ボウル・鉢の包み方
お茶碗や小鉢は、内側の空洞(くぼみ)を保護することがポイントになります。梱包紙の中央にお茶碗を伏せるか、または正位置で置きます。
四隅の紙を順番に立ち上げ、お茶碗の内側の空洞へギュッと押し込むようにして包みます。
内側に紙のクッションができることで、上からの圧迫に強い状態を作ることができます。
③ コップ・マグカップの包み方
マグカップは「持ち手(取っ手)」の部分が最も折れやすい弱点です。
コップを梱包紙の端に置き、くるくると転がしながら側面に紙を巻き付けます。
余った上下の紙のうち、まずは「持ち手」を包み込むように折り込み、最後にコップの口(内側)へ押し込みます。
持ち手があるマグカップの場合は、事前に持ち手部分だけに細長く切ったプチプチや新聞紙を巻き付けて補強しておくと完璧です。
④ ワイングラス・高級ガラス製品の包み方
食器の中で最も難易度が高いのがワイングラスです。細い「脚(ステム)」の部分に衝撃が集中すると一瞬で折れてしまいます。まず、一番細い脚の部分に、丸めた梱包紙やプチプチを巻き付けて周りの太さと均一(寸胴な形)にします。
その後、グラス全体を別の梱包紙で包み、コップと同様にグラスの口へ紙を押し込みます。
ワイングラスだけは、ダンボールに詰める際にも周りを完全に緩衝材で固める必要があります。
3. ダンボールへの「詰め方」にも重要なルールがある
どんなに綺麗に包んでも、ダンボールへの入れ方が間違っていると、運搬中の振動やトラックの揺れで破損してしまいます。以下の3つのルールを必ず守りましょう。
⚠️ 【重要】ダンボール内の配置ルール
お皿は「立てて」入れる: 平皿を横に寝かせて積み重ねると、上からの重みで下のお皿が簡単に割れてしまいます。お皿は必ず「縦に立てて」並べるように配置してください。これが一番振動に強い向きです。
コップや鉢は「正位置(または伏せて)」入れる: コップやお茶碗は、普段食器棚にしまうときと同じ向き、もしくは伏せた状態で入れます。お皿のように立ててはいけません。
重いものは下に、軽いものは上に: 厚手の頑丈な大皿などを底に敷き、その上に軽いコップや薄手のガラス製品を重ねるようにします。
「隙間」を徹底的に無くすことが最後の仕上げ
食器を詰め終わったら、ダンボールを軽くゆすってみてください。「カチャカチャ」と音がする場合は隙間がある証拠です。この隙間が引越し時の大敵となります。丸めた新聞紙や余った緩衝材を、ダンボールの隅や食器同士の隙間にこれでもかというほどギッシリと詰め込んでください。箱の中で食器が1ミリも動かない状態を作るのがプロの技です。また、箱の天面(フタのすぐ下)にも丸めた紙を敷き詰めてからテープで封をしましょう。
4. 引越し当日に失敗しないための注意点
注意点 1
ダンボールの目立つ場所に「割れ物注意」と書く
箱の上面だけでなく、側面にも大きく赤マジックで「割れ物注意」「食器類」「キケン」と書いておきましょう。引越しスタッフがそれを見ることで、トラックへの積載時に一番上に配置するなどの配慮ができます。
注意点 2
新居で「すぐに使うもの」は分けておく
全ての食器を同じ箱に詰めてしまうと、引越し初日の夜に「お茶を飲みたいだけなのに、どこにコップがあるか分からない」という事態に陥ります。家族分の箸、マグカップ、数枚の取り皿だけは「すぐ開ける箱」として別にしておくと非常に便利です。
まとめ:正しい梱包で、お気に入りの食器と新しい暮らしへ
一見面倒に思える食器の荷造りですが、形状ごとの弱点を知り、正しい向きでダンボールへ収めていけば、破損のトラブルはほとんど防ぐことができます。
ポイントを振り返りましょう。
⦿お皿は1枚ずつ包み、ダンボールには「立てて」並べる
⦿コップの持ち手やグラスの脚など、細い部分は事前に補強する
⦿ダンボール内の空き隙間には、丸めた紙をギッシリ詰めて固定する
事前の丁寧な準備が、新居での快適なスタートに繋がります。お気に入りの食器たちと一緒に、素敵な新生活を迎えてくださいね!